メーカー選び

さていよいよ本格的に候補に挙げようとしていたハウスメーカーの紹介です。

候補に挙げたのは、

 

へーベルハウス、積水ハウス、S×L(エスバイエル)、住友不動産、ヤマヒサ。

その中でも一応順位を付けると、

 

1位へーベルハウス、2位積水ハウス、3位エスバイエル、4位住友不動産、5位ヤマヒサという順でした。

3階建てが基本にあるという点と、

 

地震に強い家というのが大きなメーカー選びの基準でした。

そんな中で各メーカーを候補に挙げた理由や、

 

結局依頼するまでにはならなかった点など、参考までに紹介していこうと思います。

ちなみに相談しに行った順番としては、まずへーベルハウス・積水ハウス。

次にエスバイエル・住友不動産。最後にヤマヒサという順で回りました。

ヤマヒサ

遊び感覚で住宅展示場を訪れていた頃、

 

よく訪れていたメーカーにヤマヒサがありました。

商品名としてはアメニティ3という商品です。

なぜそんなに訪れていたかというと、

 

35~40坪のモデルハウスを展示していたからです。

他のメーカーは広いモデルハウスで見ていてうっとりしてしまいますが、

いざ現実は?と考えたとき、

 

明らかに無理のある広さだなぁ~と諦めモードになってしまう中、

ヤマヒサは現実的にも何とかなりそうって広さのモデルハウスだったので、

 

参考にしたいと思ったからです。

しかし、いざ建てる段になってみると順位的には最下位。

一番大きな点はやはり工法が木造(木造軸組)だという点でした。

これは個人的な感覚が大きく影響するでしょうが、

 

3階建てならやっぱ鉄骨かなぁ~という思いが強かった。


そして、これは運不運もあるでしょうが、

 

もうほぼ他社と契約間近という状況の下での交渉だったので、

もう9割以上心ここにあらずの状態だったというのもあります。

さらに、担当の営業マン+上司がこんなこと言っては失礼でしょうが怪しかった…。

営業マンは何だか頼りない感じだし、

 

上司はあの建築偽装事件の時話題に上った小嶋社長に似ている・・・。

そして一応間取りプラン・見積もりも是非さしてくれということでお願いしたが、

間取りプランはのぼうが作った間取りのまんまだし、

 

(どこか違った目線で考えて欲しかった・・・)

見積り額は何と、何にも交渉していないのにいきなりの600万値引き!!


安くなるのはうれしいけど、

 

いきなりこの金額で値引きしますと言われると、逆に引いてしまった・・・。

そしてとってつけたように、

 

「この値引きだからといって手抜きしたりということはありません!」だって。

そんな風に言われるとますます疑ってしまう。

 

ではいったいこの値引きはどういうこと?

もともとが値引き後の金額でできるのを、

 

あえて値引きと表現して注意を引きたかったのか?

わからないことだらけだが、ちょっと胡散臭い感じがする・・・。

 

交渉の際も自分のところの建物の構造はすごい、

 

大丈夫!的な説明ばかりだし、違うハウスメーカーが調査した、

 

地盤調査や測量結果をあれば見せて欲しいとも言ってきた。

心ここにあらずの状態というのもありますが、

 

とにかくのぼうにとってはいい加減なメーカーに思えた。

そんなわけで、候補には挙げたメーカーだったが、

 

ほとんど相手にしないままおしまいにしてしまいました。


のぼう個人的には候補に挙げながら言うのもなんですが、

 

あまりオススメしようと思わないメーカーです。

S×L(エスバイエル)

エスバイエルが気に入った一番の点は、

 

デザインが素敵なところでした。

工法的にはHYT構法というエスバイエル独自の工法。

 

壁工法と軸組み工法を組み合わせたもので、

一般的に言う2×4の木質系ハウスメーカーと思っていいだろう。

エスバイエルの商品で訪れた商品は、

 

小堀の住まいMINCAニューオーセント

“小堀の住まい”はスキップフロアを利用することによって、家を5層にし、

少し移動することによってまったく違う空間を楽しむことができるものだった。

“MINCA”はこれまた一風変わったもので、

 

『和』にこだわった作りとなっていた。

“ニューオーセント”は家の中心に中庭があり、

 

その庭をぐるりと囲むように、部屋が配置されたものだった。


訪れた展示場は、本当にすごいなぁ~と思う見事なものだった。

たとえば、“小堀の住まい”の中に、

 

“MINCA”的なものを取り入れれたらなぁ~という思いも巡った。

しかし金額的に高い!!!!目安となる坪単価で80万~となっている。

 

“ニューオーセント”でも70万~だ。

そこまでお金が出せるなら、

 

何もこのメーカーでなくてもいいかなぁ~とも思う値段である。

そして、確かにデザイン的には独特のものがあり、興味深いんだけど、

それは広い土地があって初めて成せるって部分もあり、

 

自分の土地にそこまで余裕部分のスペースを設けれるか?

という疑問に対しては、はっきりとNOだった。

 

余裕部分のスペースは憧れるけれども、

それ以上に生活するための部屋を多く取りたい、

 

広く使いたいという方が上だった。

土地50坪~、金銭的にもある程度の余裕はありまっせという方は、

 

このメーカーで真剣に考えてみてもいいかも!!


ちょこっと展示場で家を建てる計画があるんだけどなぁ~みたいな話を出したときも、

土地と予算は聞きながらも、あまり突っ込んで話をしてこなかったし、

3階建て住宅としては力が入ってないメーカーだなぁ~というのもあり、

こちらも真剣には話をしないまま、終わってしまったメーカーでした。

あと、エスバイエルで面白い商品として、

 

すまい21』という、格安(坪28万~)の商品も扱っている。

簡単に言うと、自分でネットで設備・デザイン等をセレクトして、

 

家を決めていくといった商品。

住友不動産

このハウスメーカーに目をつけたところは、

 

結構大手のメーカーの割には一般的に言う坪単価が安い

そしてガラス・カーテンウォールを採用している、

 

J・アーバンⅢの外観が気になったこと。

工法的には2×4(木造軸組み)の工法を採用しているメーカー。

坪単価的には坪50万程出せば、そこそこ立派なおうちが建つ!!

これは結構魅力的なことだ。

元々のぼうが考えていた建築予定金額も、ひとまずの目安として坪50万。

これならぴったり計画通りでいきそうな感じだ!

 

ということで、住宅展示場にモデルハウスを見に行ったわけだが、

 

確かに値段的には予想通りだったが、

モデルハウスで使用している部材なのに、どこかちゃちっぽい・・・。

普通モデルハウスには金をかけ、

 

ぱっと目に付くような豪華な仕上げになっていると思われるが、

あまりいいものを使っているなぁ~とは思わなかった。


ということは我々が建てる家の標準仕様のはもっとレベルが低いものなのか??


そう、この標準仕様でどこまで気に入ったものが、

 

セレクトできるかというのもメーカー選びで、ポイントとなる。

オプションオプションで豪華に仕上げることはできるが、それだと結局高くなり、

せっかく安くで建てられるメーカーを選んだと思っても、

 

最終一緒ぐらいの値段になっては意味がない。

そして気になっていたガラス・カーテンウォールだが、外からは確かに中は見えない。

しかし中から見てみると、結構全面覆われてるという状態に圧迫感を感じ、

 

あまりいいなぁ~とは思わなかった。

さらにこれを付けるには一部分は標準で付くが、

 

ほとんどの部分はオプション設定だということだった・・・。

あと、気になったパワー・キューブという制震構造もオプションだった・・・。

結局安いなぁ~と思わせ、

 

いろいろな部分は全てオプションにしているんだなぁ~というメーカーだった。

一応建設予定はあるという内容までは話し、簡単な見積もりは出してもらったが、

それ以上詳しい打ち合わせなどはしなかったメーカーである。

それにはこの日担当となった営業さんとは合わないなぁ~と思ったからでもあった…。

さて、いよいよ次は本命同士だったメーカーの比較をしていくわけだが、

この担当者もメーカー選び、

 

して契約にいたるまでには大きな要因となってくるのである!

へーベルハウス

建てる家を3階建てにしようと決めた時点で、

 

真っ先に頭に描いたのが、へーベルハウスでした。

以前から住宅展示場のモデルハウスには、

 

何度も足を運んでいたし、実際目にして、

 

手にして確かめてきたけど、やっぱりどっしりと安定感があった。

一度遊び半分で、一番気に入ったモデルハウスの建築費用は?

 

と聞いてみたことがあって、

7000万~7500万(約90坪のモデルハウス)だと知り、

 

びっくらこいた思い出がある。

もちろんこの金額はあくまで建物価格だけでするだろう・・・。

 

設備やら何やらだと・・・恐ろしい家である。

さて、いざ実際自分の家を建てようとするとき、

 

金額的には難しいだろうなぁ~とは思うものの、

やはり、ロングライフが可能な点と、

 

耐震性・耐火性で優れているへーベルハウスを候補から外すことはできず、

 

住宅展示場にも真っ先に相談に行ったメーカー(商品名【CUBIC】)である。

構造は鉄骨ハイパーフレーム+ALCコンクリート工法という独自の構造で、

地震の力を効率よく吸収することにより、地震に耐える家というよりも、

地震の力を分散するといういった構造で耐震性に優れており、

外壁などにはALCコンクリート・へーベルを使用し、耐火性に優れたものである。

 

このとき相談した時間は、まさかこんなにかかるとは思っていなかった3時間!

 

はっきり言って疲れました。。。

そして運命を左右するへーベルハウスの営業担当者との出会いなのでした。

実際、勉強不足だったのかもしれないが、

 

いきなり土地の測量と地盤調査の日取りを決めることになったこと!

ちょっと、え?もうと思ってしまった。

 

(頭の中はお金かかんねやろか?でいっぱいになった・・・)

一応今回の調査には金はかからないということだったので、

 

どこかで必ず建てることは決めているし、

気になる部分であるので、調査してもらうことにしました。

へーベルハウスのホームページは こちら

さて、ここからの流れは実際契約に至るまでのことになるので、最終候補に挙げた積水ハウスの紹介をしてから、

2社とのやり取りなどを含めて~契約まで~の項目で紹介していこうと思います。

積水ハウス

当初は、相談しに行こうとはあまり思っていなかった、

 

というのが本当のところ・・・。

ダイワハウスと並んで、業界1・2を争うメーカーだし、

 

のぼうのような一般庶民にはどうだろう?

 

という気持ちがあった。

しかし一応資料請求などはして、カタログなどはしっかりチェックしていたのも事実だ。

それがこうして、実際契約し、施工してもらうようになったのは、

 

そんな積水ハウスだった。縁があったということかな。


では、どうして相談しに行くことになったかというと、

 

以前から実際モデルハウスにも何件か行っており、

目にして確かめていたというのもあるが、

 

カタログの中の1冊に『住まいづくりの教科書』というものがあった。

これを読んで、あ~やっぱりしっかりとした家づくりをしているなぁ~と、

 

フィーリングが合ったというのが一番の理由。

本だけではなく、実際話をしてみたくなったというところ。

もちろん他メーカーにも似たようなカタログはある。

 

でもピンとこなかったというのが、また面白いところなんだけど。

ただ、やはり3階建てにも相当力を入れているというところも外せなく、

 

へーベルハウスと比べてみたくなった。

 

工法的には、重量鉄骨βシステム工法という独自の工法を取っており、

重量鉄骨ラーメン構造をより進化させたもので、

従来の3階建てのような通し柱が不要になり、

各階の間取りが他の階の影響を受けずに自由に変えられるという特徴がある。

十分な耐震性を確保しながらも、間取りを自由に考えることができる。

また耐火性の点でも、SC25セラミックウォールという特殊な外壁を使い、

 

火にも強い。

さらに取付方法も、地震の際、力を受け流すように、

外壁が回転運動するように取付ている。


さて、実際住宅展示場で相談することにしたのですが、

 

ハッキリ言ってこの日はもう相談はどうでもよくなっていた…。

というもの、先に訪れたへーベルハウスでの相談が3時間もかかり、

 

お疲れモード+へーベルハウスでの対応が、

思いのほか期待が持てそうだという内容だったためでした。

しかし、ここでもこの日この時間に、

 

積水ハウスでの営業担当者と出会わなければ、今はなかったかもしれません。

こちらも早速、土地測量と地盤調査を行いたいとのことだったので、

お金はかからないことを確認し、調査してもらうようお願いし、

 

この日は相談もそこそこに帰宅した。

積水ハウスのホームページは こちら