住宅展示場

住宅展示場へは今回、おうち建設計画が出てはじめて行くというわけではなく、

まったく家を建てる予定も無い頃から何度も足を運んでいるのですが、

今までは本当に単なる冷やかしの客で、粗品をもらったり、

イベント開催時に子供のおもちゃをもらったりするついでに素敵なおうちでも見て、

(何時になるかわからない…)今後の参考にしてみますか!というだけのものだった。

そんな遊び半分で訪れていた住宅展示場。今までに見て回ったハウスメーカーは、

三菱地所ホーム、積水ハウス、住友林業、S×L、旭化成へーベルハウス、三井ホーム、ダイワハウス、スウェーデハウス、ヤマヒサ、一条工務店、住友不動産、トヨタホーム、アキュラホーム、ミサワホーム、三洋ホームズ、JPホームなど。

その中から、候補としては上げなかったが興味のあったメーカーを少し紹介してみよう。

三菱地所ホーム

気になったところは『エアロテック』なおうちというところです。

エアロテック…聞きなれない言葉ですが、"温度のバリアフリー"と言うことです。

床面へのバリアフリー化はどんどん進み、新築物件ではあたりまえになってきている。

さらに家の温度もバリアフリー化したシステムが『エアロテック』と言うわけです。

このシステムを搭載する事によって、全館冷暖房換気ができ、

 

家中を快適な温度に保つ事が出来るようになる。

今までのように個々の部屋に冷暖房器具を取り付けるのではなく、

 

1つのターミナルで家中を一括管理する。

玄関・廊下もトイレも階段も、

 

今まであまり冷暖房器具を取り付けなかったようなところもまったく関係ない。

その分間仕切りを作る必要もなく、より広々とした空間を作る事が出来るのが特徴。

さらに気になるランニングコストも年間85700円と高くない。


このエアロテックという部分には興味を持ったのだが、

 

それが我が家にどうしても取り入れたい設備かと言うと、


それはNOだったので、その場限りのハウスメーカーとなった。

あとこの設備を導入するために、

 

室内に結構どでかい室内機を置かなければならず、

 

そのスペース確保が結構嫌だなぁ~というのもあった。

この室内機のお手入れももちろんしないわけにはいかないし、

 

ちょっと面倒だと感じたので、

 

あれば便利だけどどうしても必要だとは思わないし、

 

それ以上突っ込んで話をする事もなかった。


三菱地所ホームの目指す"温度のバリアフリー"という、

環境・健康面に家の快適性を求める方には気になるメーカーとなるかもしれない。

一度体験してみるのは面白いかも知れないです。

実際のぼうが訪れた時期は暑い時期だったのですが、

確かに結構高めのの設定温度でも、

どこを歩いても快適さは感じられた。

冷房の効きすぎといったこともないし、
暑いと感じる部分も無かったので。ご参考までに…。

アキュラホーム

気になったところは値段の安さ

アキュラホーム以外にも、

安さを売りにしているメーカーはたくさんある。

よく知られているところでは、

"タマホーム""アイフルホーム"といったメーカー。

住宅には確かに金がかかる。

もちろん安いにこしたことはないんだけど、どうしてこんなに価格差が出るのだろう?

 

そんな疑問を抱きながら覗いてみたハウスメーカーがアキュラホーム。

いいなぁ~と思ったのはホームシアターの設備。(家自体ではないのか!!)

この安さの原因は何なのか?

他のローコスト住宅も似たようなところがあるようだが、

 

限りなく無駄を省く努力をした結果だと言う。

しかし自分がいざ建てるとなるとやはり安すぎるというのは何だか不安だ…。

値段が高ければいいのかと言うことでもない。

 

むしろ安いということはありがたいことなのだが、

物にはやはり値段相応というところもある。

 

またその逆で、ぼったくりで高いだけというのもあるだろう。

そこをどう見るか?というところになるのだが、

 

ローコスト住宅のうたい文句である、"坪単価"

なかなかくせものの表現で、

 

この坪単価という表現だけに惑わされすぎないように注意したい。

一般的に坪単価とは建物を建てる際の床面積1坪にかかる工事費ということになる。

いったいどこまでの床面積のことを坪単価と言っているのかという部分もあるし、

坪単価はあくまで参考価格と見るぐらいの方がいいのではないだろうか?

家を建てるには単に建物部分だけを作ればいいというわけではない。

大きなところではエクステリア(外構)、新しい家につける照明やカーテン、

色々かかってくる諸経費などなど建物以外にも家を建てるには色々お金がかかってくる。

そんなもろもろすべてトータルでかかる費用を考えた上、決めていかなければいけない。

こういったメーカーでは実際、ある程度安く建てられることになるんだろうが、

無駄を省いた結果安くなったとは仕入れルートや宣伝広告費、

 

人件費などどこまで省いたものなんだろう?

入っている部材、技術などやはりそれなりのものなのかなぁ~とも思ってしまう。

実際建てられた方には失礼になるが、

 

のぼうはちょっと不安になってしまう部分の方が多く、

興味はあるがさぁ建てるぞ!とは思えないメーカーだった。

ミサワホーム

ミサワホームと言えば"蔵のある家"というキャッチフレーズの元、

 

売り出しているハウスメーカーである。

いったい"蔵のある家"とはどういうものなんだろう?

 

と興味を持ち、覗いてみることにしました。

色々な蔵のスタイルを作る事が出来るようだが、

例えば1階と2階の間(中2階のようなところ)を設け、

 

そこを蔵として利用するということだった。

そうすることにより、ど~んと大きな収納スペースを作る事ができ、

 

収納には困らない家となり、また蔵を作る事によって、

 

天井高は高くなり、一般的な2階建て住宅よりも高くなる。

天井高が高くなるということは、その分部屋の広がりが上へ伸びるので、

例えば同じ10畳のリビングをミサワホーム仕様で作った場合と、

 

一般的に作った場合比べると、ミサワホーム仕様で作った場合の方が広く感じる。

ミサワホームのこの"蔵"の発想は、

 

収納力と部屋の広がりと言う点ではメリットはあるなぁと思った。

ただあれやこれやと1箇所に収納せず、

 

収納する物によって収納する場所を決めたいと思うのぼう的な人には、

単なる収納力の増加はメリットが無い。

収納する物によって収納する場所を決めるので、

"蔵"の最大の魅力、収納力を結局使い切れないままの蔵が存在する事になる。

確かに大きな物の収納には威力を発揮するだろうが、

ここまで大きな蔵を作らずとも納戸を設けることによって解決できそうだ。

さらにこの蔵の存在自体あまり見栄えのよいものではないなぁ~と思ったので、

趣向が異なるという点で、

 

ミサワホームでお願いする事はできないなぁ~という結果に…。

逆にいえば、収納はでっかく結構何でも入る物が欲しいと考える方は、

ミサワホームの"蔵"は有効な手段ではないかと思う。

極端に言えば吹き抜けを作らずとも部屋の広がりを手に入れることができる。

あと、子供の秘密基地的な遊びが出来る場所になりそうだなぁとも思った。

三井ホーム

色々な雰囲気の建て方はもちろん出来るだろうが、

一般的に三井ホームの建物は英国風というか、伝統的な概観の建物が多い。

モデルハウスなんかもこの手のものが多く、のぼうの好みである、

スタイリッシュモダンなタイプの概観の建物はなかなかない。

そんな三井ホームを見に行ってみようと思った一つの理由には、

知り合いのおうちが1年ぐらい前に三井ホームで建て、一度お邪魔した。

ちょうどのぼうがそろそろ真剣にメーカー選びを考え始めた時期で、


建てる建てないは別にして、相談はいつでもどうぞって言われていたし、

そのお宅がメーカーにすべてをお任せして建てたという建物だった。

そう、三井ホームの特徴の一つに、

『クリエイティブパートナー』(建築家×インテリアコーディネーター)と建てる家というのがある。

これにちょっと興味を持ったわけだが、

 

結局のぼうの場合すべてをお任せで建てることはないし、

他のメーカーにももちろん建築家、

 

インテリアコーディネーターという方はいるわけなので、

あえてこのメーカーでなきゃ!と思えなかった。

のぼうは家を建てる際はほぼ自分で決めたいので、

このメーカーのメリットを生かせないだろうが、

逆にある程度プロにお任せで建ててもいいんじゃないか、

と思う方には参考になるメーカーだろうと思う。

というわけで、ハウスメーカーの紹介はいったんこれで終了とします。

これからも住宅展示場には幾度となく訪れるでしょう。

そこでまた面白いなぁ~と思うものが出てきた時は、また紹介していこうかと思います。

マイホームを建てることになってもやっぱり住宅展示場って面白いんですね!

建てようと思っている方、まったく建てようとは思っていない方も、

住宅展示場に遊びに行ってみるだけでも楽しいですよ!

イベント開催時なんかはたくさん粗品がもらえるし、

 

行って損する場所ではないと思います。

ぜひ遊びに行ってみてください。

 

ただその後DMやら電話がかかってくることもままありますが・・・。