『アビエイター』 (2004/米)

★★

監督:マーティン・スコセッシ

出演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ベッキンセール/

アレック・ボールドウィン 他

【STORY】

20歳を過ぎたばかりの長身の美青年ハワード・ヒューズは、単身ハリウッドに飛び込み、父が遺した莫大な遺産を注ぎ込んで航空アクション映画の製作に着手した。戦闘機を買い集めて私設空軍を編成し、危険な空中スタントをみずからこなしたハワードは、ついにトーキー映画「地獄の天使」を完成させ、史上空前の大成功を収める。一躍ハリウッドの寵児となったハワードは、人気女優のキャサリン・ヘップバーンと恋に落ちるのだが…。

<感想>

飛行機を愛したハワード・ヒューズの半生を描いた作品である。

 

オープニングから彼の破天荒な生き方が描かれており、映画制作に乗り出した彼は、遺産による莫大な資金をいいことに、好き放題、わがまま放題な行動を取り、自分の思い通りになるように、何度も何度もやり直しをさせるなど、見ていて腹立たしい気分にさせられる。

 

ある女優とも結婚するが、自分勝手な行動は治るわけもなく、うまくいかない。

 

しかし、飛行機にかける情熱だけは凄まじいものを感じる。

 

しかしそれも全て金があるからできるというものであるのは、庶民から見てあまり好感は持てない人物である。

 

そんな内容の話がだらだらと繰り返さる。

 

後半にはとうとう変人的な行動をとるようになる。

 

ますます理解できない人物であり、映画だった。

 

どんなラストを迎えるのかと思えば、はぁっ?と思わせる中途半端なラストで、何も終わっていないんですけど~って映画だった。

 

3時間も観せておいて、こんなもんなんか!と怒りすら覚える映画だった。

 

まさに時間の無駄な作品で、今後観ることは決してないでしょう。