『悪魔の棲む家』 (2005/米)

★★★★

監督:アンドリュー・ダグラス
出演:ライアン・レイノルズ/メリッサ・ジョージ/ジェシー・ジェームズ/

ジミー・ベネット/フィリップ・ベイカー・ホール 他

【STORY】
1974年、ニューヨーク州ロングアイランド。アミティビルにある大邸宅で、長男が一家6人を惨殺するという、凄惨な殺人事件が起こった。長男は、家から聞こえてくる"声"が自分を駆り立てたのだと、謎めいた言葉を残す。その1年後、何も知らずにその家を購入した家族が引っ越して来るが、やがて不気味な現象が次々と起こり始める。邪悪な"何か"が一家を襲い、再び恐怖の惨劇が繰り返されようとしていた…。

<感想>

実話を元にしたホラー映画で、1979年の同名映画『悪魔の棲む家』のリメイク作品。

のぼうはこの原作の1979年版『悪魔の棲む家』の記憶が無い。観たか観てないかもわからない・・・。

そのためか、今回の『悪魔の棲む家』はなかなか楽しむことが出来たなぁ(^^♪

本編も面白かったが、特典に入っていた、実際の事件を担当した人物の話も面白かった!

科学的な立場の者と非科学的な立場の者と、それぞれ主張するところが微妙に違っていたり^_^;

ただ、見解は違えど共通するのはこの事件の不可解さ。

6人がライフル銃によって惨殺されたわけだが、誰も銃声を聞いていなかったようだというとこ。

殺された当人たちはみな同じような格好で、両手をあげたような状態で、ベッドで殺されている。

普通ならどでかい音のするライフル銃の銃声を聞いたら、家から逃げようとするのではないだろうか?

さらに、隣家の者も事件当日銃声など聞いていないというのだ・・・。

のぼうは非科学的な方が好きなので、ついつい謎めいた殺人に何か計り知れないものがあるのでは?と怪奇、オカルト的な存在を考えてしまう。

といった実際起こった事件を元に作られたこの作品、最後のオチはちょっと笑ってしまうけど、それまでは普通に楽しめるホラー作品だった。

 

特にビックリするような場面とかがあるわけではないけど、徐々に壊れていく、旦那の状態などは怖いと思えたし、派手ではないが、ツボは押さえているといった感じ。

しかし、オチはどうなんだろうね~^_^;この怪奇な現象から逃れるすべが、家から離れること。

家に近寄らなければ、今まで散々壊れていた人物が普通に戻るって・・・。

そのあたりは何じゃそりゃ~って拍子抜けてしまったけどさぁ。。。