『エリン・ブロコビッチ』 (2000/米)

★★★★★★

監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジュリア・ロバーツ/アルバート・フィニー/アーロン・エッカート 他

【STORY】
胸元をあらわにした大胆なファッションでキメる元ミス・ウィチタのエリン・ブロコビッチ。離婚暦2回。3人の子持ち。学歴なし。無職。預金残高16ドル。そんな彼女が交通事故を機にとある弁護士の元で働くことになる。そこでエリンは一枚の書類から大企業の環境汚染を暴き、634の住人の署名を集め、史上最高額の3億5000万ドルの和解金を求める訴訟を起こすことになる・・・。

<感想>

全米史上最高額・3億5000万ドルの和解金を勝ち取った女性の、実話に基づいたサクセスストーリー。

映画の中に本物の“エリン・ブロコビッチ”も登場します。

本物のエリンも作品中のエリンと同じような格好で仕事をしていたとか。

 

交通事故の裁判で敗訴となったことがきっかけで、職もない彼女が強引にその弁護士事務所で働きはじめるあたり、いかにもアメリカ的でいいと思う。

そして彼女のストレートな行動、発言が気持ちよく、最後まで飽きることなく観れる作品。

今までは我慢の生活をしていたエリンだったが、天職と思える仕事に出会えてからの彼女の熱い思いが伝わってきた。

そして彼女、その子供たちを支えた、1人の男。

見かけはだらしない感じのするバイク乗りだが、実際は違う、この男の存在も大きかったのではないでしょうか?

裁判ものでありながら、法定シーンはほぼなし。

その分彼女の人柄を存分に表現したあたり、GOODだと思いました。

・・・個人的には髪をアップにしたジュリアにやられました(^^♪