『オープン・ユア・アイズ』 (1997/スペイン)
★★★★
監督:アレハンドロ・アメナーバル
出演:エドゥアルド・ノリエガ/ペネロペ・クルス/フェレ・マルティネス/
ナイワ・ニムリ 他
【STORY】
セサルはハンサムで女性には不自由せず、優雅に暮らしていた。誕生会で、彼はソフィアに一目ぼれし、それまで付き合っていたヌリアに冷たくあたる。しかし、ヌリアの巧みな誘いにより、心中といえる交通事故にあう。ヌリアは死亡しセサルは大怪我を負い無惨な顔になってしまう。ソフィアからも冷たくされ不幸のどん底だったが、手術に成功。再び美しい顔を取り戻し、ソフィアとの関係もうまくいき始めてた矢先、死んだはずの恋人が現れる。その時からセサルは悪夢に悩まされるようになる。これは現実なのか?それとも夢なのか?
<感想>
何でしょうか??ちょっと理解しがたい映画でした・・・。
主人公が交通事故で負った傷のせいで、今までの生活とは一変し、考えられないような屈辱を味わうことで、夢か現実かわからないといった、精神錯乱状態が巻き起こす、心理サスペンスかと思いきや、最後はとんでもない方向に・・・。
ちょっと感情移入できない映画で、のめり込むこともなく、なんとなく時間が過ぎていく映画。
トム・クルーズがリメイクした『バニラ・スカイ』の原版。
最悪に面白くない!!とも言えないが、面白いとも言えない、何とも宙ぶらりんな状態の映画です。
それよりもこの映画を作った監督が、のぼうが好きな『アザーズ』を手がけた監督だということに、若干のショックを受けました。。。
何だか、観終わっても頭はず~っと、ぐるぐるかき回されたような、何とも言えない奇妙な状態になる映画です(-_-;)