『CUBE ZERO』 (2004/カナダ)

★★★★★

監督:アーニー・バーバラッシュ
出演:ザカリー・ベネット/デヴィッド・ヒューバンド/ステファニー・ムーア/

マーティン・ローチ/テリ・ホークス 他

【STORY】
恐るべき殺人トラップが仕掛けられた、立方体型の密室"CUBE"。その管理と被験者の観察を担当するウィンは、被験者の一人である女性レインズに興味を抱いた。そんななか、"CUBE"内で目覚めたレインズは、自分と同じく囚われの身となってしまった男女がいることに気づく。そこに、自分を襲った部隊の一員も混ざっていたことから、レインズは嫌悪感をあらわにするものの、まずは全員で協力して"CUBE"から脱出することを決意する。一方、レインズを気にかけるウィンは、彼女を救い出すために、みずからも"CUBE"に入っていくのだが…。

<感想>

CUBEシリーズ第3弾!であり、シリーズの時系列的には一番古いもの。

1作目の『CUBE』の前のお話と言うことになる。

確かに『CUBE』よりも前の話と言うこともあって、雰囲気は『CUBE』に近いものがある。

続編の『CUBE2』に比べると、断然面白いと言える内容なんだけど、この作品のうたい文句が“キューブの謎解明”みたいな感じだったはずなのに、結局謎だらけで終わった。。。

まあしかし、この内容の作品は謎は謎でいいんだという気がする。

変にとってつけたような解釈をつければつけるほど、本当にくだらないものとなってしまうので・・・。

もともとがまったくありえない内容の話なんだから、それにわざわざ理由をつけたってしょうがない!

そういった意味では、この『CUBE』がシリーズ化してしまったことに問題があり、気持ちよく初代『CUBE』だけで終わっておけばよかったんだよね^_^;

ちょっと流行ったもんだから、『CUBE2』なんか作っちゃって、見事にこけた・・・。

その穴埋め的な、今流行の“第1作目より前”という設定の続編を作ったわけだけど。

しかし、この『CUBE ZERO』が『CUBE』に続くと思わせるのはラストのシーンだけやったなぁ。。。