『コール』 (2002/米)

★★★★★

監督:ルイス・マンドキー
出演:ダコタ・ファニング/シャリーズ・セロン/ケヴィン・ベーコン 他

【STORY】
カレンは、夫のウィルと6歳の娘アビーと幸せに暮らしていた。ある日、アビーが誘拐され、カレンの前に誘拐犯ジョーが現れる。ジョーの従兄弟マーヴィンがアビーを拘束し、妻のシェリルが出張先のウィルを見張っている。3人は家族を別々に監視し、これまで何度も誘拐を成功させていた。しかし、ジョーの計画はアビーの持病によって狂い始める。さらに、娘を愛する夫婦の行動は、ジョーたち3人に思いもよらない混乱を巻き起こしていく。

<感想>

今回紹介する作品も尻すぼみな感じの映画でしたね^_^;

ストーリーの展開は結構ドキドキって感じで進んでいくので、退屈と感じることはあまりないのですが、最終結論がイマイチの見込めない。。。何のための誘拐だったんだろう?ってな感じです。

この誘拐犯、今までに同じような手口で綿密に計画し、四回も成功させているはずなんだが、いったい今回はどうしちゃったんだろう???と、疑いたくなるほど滅茶苦茶。

全然誘拐のプロって感じでないんだよ。今までの誘拐には理由があったのかどうかはわからないが、今回はちょっとこれまでとは違う理由もあるようで、それがわかりだした辺りからだんだん尻すぼみに。

最後はサスペンスからいきなりアクション映画に変更かよ!って切り替えで、恐らく何人もの関係のない人々が巻き添えで死んでいったことでしょう・・・。

もう一分張り頑張ってもらいたかった作品でした。全体を通しての一貫性に欠ける映画。