『サイコ』 (1960/米)

★★★★★★★★★★

製作・監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:アンソニー・パーキンス/ジャネット・リー/ジョン・ギャビン/

ベラ・マイルズ 他

【STORY】
恋人との結婚を望んでいるマリオンは、彼の為に会社の金を横領し、町を出る。彼女は人里離れた寂れたモーテルに投宿したが、そこは好青年ノーマンが年老いた母親の面倒をみながら経営しているモーテルだった。しかし、そこで悪夢のような惨劇が起こる。マリオンが何者かにシャワー室で惨殺されたのだ…。

<感想>

ヒッチコック映画は、全部で53作品出ています。

そんなヒッチコック映画の中でもピカイチで好きな映画です。

初めて観たときは、衝撃でしたね!こんな映画があるんだ!って。

今でこそ、やれサスペンスだの何だのと、とてつもなくたくさん似た作品は出ておりますが、その中で比べてもやはり常に『サイコ』は1番!

のぼうがヒッチコック作品を観よう、集めようと決心するきっかけもやはりこの映画があったからこそ。

今では49作品まで手元に置くことができております。

ヒッチコック作品の中にも、ひいき目に見てもくだらない作品は多々あります。

ヒッチコックが好きなので、ヒッチコックだからといって、面白くないものを面白いとは言いませんが、この『サイコ』は本当に面白い作品だと言い切れます。

現在の技術などからすると、とても貧相に見えるかも知れませんが、ヒッチコックがこだわったカメラワーク、これはこの作品に限らず、ヒッチのカメラワークは絶妙です。

例えばこの作品での有名なシャワーシーン!このシャワーシーンの撮影には、7日間かかったのだとか。

血の流れ方とか、いろいろとヒッチコックがこだわったからだそうです。

またカメラワークだけではなく、音楽も効果的に使われ、より一層ドキドキ感が増します。

いろいろと前置きが長くなってしまいましたが、この作品は是非観ていただいて、このハラハラドキドキを存分に味わって欲しいと思います。

まだ観ていない方はぜひ観て下さい!

現在の特殊技術オンパレードの映画もGOODですが、

また一味違う、ヒッチコックのこだわりのカメラワークを楽しんで下さい。

そして!ヒッチコック映画のもうひとつの楽しみ!それは監督を探すことです!

映画の中にヒッチコックが登場するものも多数あります。これもヒッチコック映画を見る楽しみのひとつです。

さて、『サイコ』の中ではどこに出てくるのでしょうね~?

←今回の登場シーン

これからもヒッチコック映画の紹介は幾度となくしていく予定なのでよろしく~。