『シャレード』 (1963/米)
★★★★★★
監督:スタンリー・ドーネン
出演:オードリー・ヘプバーン/ケーリー・グラント/ジェームズ・コバーン/
ジョージ・ケネディ 他
【STORY】
スキー場からパリの自宅へ戻ってきたレジーナ(ヘプバーン)を待っていたのは、離婚予定だった夫の死。葬儀の会場には見知らぬ三人の男が現れ、大使館では情報局長(マッソー)から、戦時中に夫が軍資金25万ドルを横領していた事を聞かされる。五里霧中のレジーナはスキー場で知り合ったピーター(グラント)に助けを求めるが、彼もまた三人組の仲間だった……。
<感想>
オードリー・ヘプバーンのサスペンスもの。
普通のサスペンスとはちょっと違った感じだけど、これはこれでなかなか面白かったですね。
オードリーが主演ということでかどうかはわからないが、サスペンスの中にもロマンス要素が取り入れられていたのがちょっと変わっていて面白かった。
本筋であるサスペンス部分も一筋縄ではいかない感じがどういう展開になっていくんだろう?
と、こちらもなかなかいい感じ!全体を通してまあまあよくできているなぁと思える作品でした。
ただ捜査する側もされる側もどこか真剣味がなく、さらに突然のロマンスへの展開も有り得ないなぁと思えるものだったので、そういう点ではちょっとマイナスポイントでした。