『ショコラ』 (2000/米)

★★★★★★

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ジュリエット・ビノシュ/ヴィクトワール・ティヴィソル/

ジョニー・デップ/アルフレッド・モリナ 他

【STORY】
氷のように閉ざされた村にやってきた不思議な母娘。ふたりは、村の人々が見たこともない美味しそうなチョコレートであふれたお店を開店する。客の好みにピタリと合わせて勧められるチョコレートに村の人々は虜になっていき、皆の閉ざされた心が徐々に変わっていく…。

<感想>

感想の第一声は、とにかくチョコ食べた~い!!です。

途中何度も、チョコ作りの映像や、ホットチョコを飲む映像があります。

チョコ好きなら絶対、そうでない人もおそらく、嫌いな人もちょっとは?食べたくなると思います。

ここまではあくまで、チョコがいいなぁ~ってお話で、実際の映画のストーリーもGOOD!!

すごく閉鎖的、保守的な村にこの親子がやってきます。村では宗教的なことから、断食の真っ最中。。。

そこで、チョコのお店をオープンさせるという、タイミング的には一番いけてない時期だね・・・。

そこの村長は代々、村長の家系で、何でも思い通りに行ってきた。

もちろん、村長はこのお店が気に入らず、様々な圧力をかけてくるが、村人の中には、このチョコをきっかけに人生を変えていこうとする者も!!

そんな、人としてのあったか~いドラマを描いたもの。

映画の中のそこここには、チョコを連想させるような、色をうま~く使っている場面が随所に。

これは監督の作戦なのかな?それとものぼうの思い過ごしかな?

例えば、村長のお部屋はダークブラウンで統一されていたり、川辺の土とかも。

最後はとってもハッピーエンドで終わるし、一度ご覧あれ!!最後の神父さんの説法も、いいと思うよ!!

今までは村長の言いなりだった、神父さん、最後に感動させてくれました!!