『少林少女』 (2008/日)

★★★

監督:本広克行
出演:柴咲コウ/江口洋介/仲村トオル/岡村隆史/キティ・チャン/

ティン・カイマン/ラム・チーチョン 他

【STORY】
中国での修行を終え、日本に少林拳を広めるために帰郷した桜沢凛。しかしかつて学んだ祖父の道場は廃墟と化し、先生と慕った岩井は町外れの中華料理屋の店長に収まっていた。凛は岩井に反発して朽ちた道場に1人寝泊りすることを選ぶが、ひょんなことから大学でラクロスをやることに。少林拳仕込みのパワーでラクロス部員たちのド肝を抜く凛。そしてそんな彼女の近くには、その力に目を細める怪しげな影があった……。

<感想>

ありゃりゃりゃらりゃ~。。。。。。

突然、買い物のついでに映画でも観ようかと、嫁さん子供も一緒に観にいった映画。

子供は映画館に行くのはこれが初めて!!

ホームシアターで、映画館とはこんなものだよというのは小さな頃から観さしているので、雰囲気は分かっているから、さして驚くことはないだろうと連れて行ったのだが、雰囲気に驚くよりも、あまりのつまらなさに途中からもう帰りたいもう帰りたいという始末・・・。

まあそれも仕方ない・・・。大人達ももう帰りたいほど面白くなかった。。。

久々に観にいく映画がこれだったとは悲しいの~。。。

ちょっと面白そうだなぁ~と思ったのがいけなかった。

 

そして子供がアチョーなら観れそうだというのも。

てっきり『少林サッカー』っぽいものだと思っていたら、これが違った!!!!!

これが一番痛い・・・。

ラクロス版の少林サッカーを期待し、観ていたのだが途中から悪を倒す!的なものになった。

ここからがもう観てられないほどくだらない。

ブルース・リーの死亡遊戯まがいのこともやっていたが、戦いそのものが中途半端なだけに、カンフーものとしては観れない内容。

どうせなら『少林サッカー』のパクリでもいいから、ラクロスネタで勝負したほうが良かったのでは?

路線変更をしたにもかかわらず、エンディングはラクロスのシーンで〆る。

ストーリーに統一性がなく、中途半端な作りがモロ出てしまっているので、あかんかったね。