『スケルトン・キー』 (2005/米)

★★★★★★★★

監督:イアン・ソフトリー
出演:ケイト・ハドソン/ジーナ・ローランズ/ジョン・ハート/

ピーター・サースガード/ジョイ・ブライアント 他

【STORY】
キャロラインは、ルイジアナの片隅にある広大な屋敷で、住み込みの看護婦として働くことになった。その屋敷には鏡がひとつもなく、至るところに魔除けのレンガ屑が撒いてあった。その上、屋根裏部屋の奥にある小部屋は、マスターキーを使っても開けることができない。そんな屋敷と、変わり者の老夫婦主人を不審に思うキャロラインは、ある日、好奇心も手伝って小部屋の鍵をこじ開けてしまう。だがそこは、背筋も凍りつくような恐るべき"呪いの部屋"で…。

<感想>

"フードゥー"という呪術をテーマにした、ホラー作品。

それほど期待せずに観始めた、この作品。またもや掘り出し物発見です!!かなりお気に入りの作品でした!

ホラーと言っても残虐なシーンがあるわけではないので、“血”が苦手なのぼうも安心して観れます。

呪術系の話なんで、ちょっとオカルト色は強くなりますが、ミステリーとして楽しむのにも適しているかな!

ちょっとクセのある老婦人に、怪しげな弁護士、そして、何かに怯えたような老人。

この屋敷の登場人物に、何とも言えない恐怖を感じます。な・に・か・お・か・し・い・・・。

屋敷には合鍵では開かない秘密の部屋があるし、鏡はすべてはずされている・・・。

この場所にもなにかあるぞ!!一気にこの作品の魅力にやられてしまいました。

会話の端々には、意味不明な部分もあったり、ん?今の発言は何か変だぞ?

と、思われていたところが話が進むにつれ、あ!なるほどそういうことか!

ということは、やばいんじゃないのか!!と、主人公のキャロライン同様、観ているこっちまでドキドキしたり、恐怖したりと、主人公と一体になれる映画です。

ラストは後に引きずる終わり方で、スッキリキレイさっぱり終わったね!と言うのではないんですが、これはこれで、良い終わりかただと思うし、満足のいく作品でした。

結構オススメの作品となりましたね、今回は(^^♪