『セルラーシンドローム』 (2007/タイ)

★★★

監督:パークプーム・ウォンチンダー
出演:パウポン・テープハサディン・ナ・アユタヤー/

ガームシリ・アーシラルートシリ/ナッタポン・テーンカセーム 他

【STORY】
携帯電話の修理を請け負っていたケンは、預かった携帯から動画を取り出し、顧客のプライベートを侵害していた。そんなある日、大学生のミーナが携帯の修理に現れた。何か様子のおかしなミーナ。その後、ミーナの盗撮動画がケンの携帯に届き始めるなど、ケンの周囲におかしなことが起こり始める…。

<感想>

インターネット動画を題材にした、タイ産サスペンス。

 

感想はイマイチだなぁというものだった。

というのはこの映画の軸ってものがハッキリしていないため、この映画をどう観たらいいのだろうと思っている間に気付けばラスト近くになって、あっそういうところに重きを置いていた作品なのね~と納得するようになり、そのまま終わってしまったという感じ。

しかもそこまでのプロセスがあまり面白い内容でなく、ただ淡々と物語が進んでいるのをただ見せられているだけというものなので、全く盛り上がることは出来ず、真相を知ったからといって、驚愕することもなく、そういうこともあるよね~ってだけの感想だったかな。

動画サイトが題材という、現代に合わせて作られてるんだが、要は復讐である。

動画がメインという状態よりも復讐がメインの方が良かったのかなぁ。

まあどっちにしてもこの内容では面白いとは思わないけど…。