『ターミナル』 (2004/米)

★★★★★★

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/スタンリー・トゥッチ/

チマクブライド/ディエゴ・ルナ 他

【STORY】
東欧クラコウジアからニューヨークに来たビクターは、入国ゲートで職員に呼び止められた。渡航中にクーデターが起こり祖国が消滅、パスポートが無効になってしまったというのだ。彼の目的地は「ラマダ・ホテル」。ニューヨークは目の前なのに、パスポートがなければアメリカに入国もできず、国情が安定するまでは帰国することもできない。彼は、空港で生活することを余儀なくされる。ビクターがニューヨークに来た目的は?彼が大切にしている缶の中身は?片言の英語しか話せないビクターは、「約束がある」と言うだけだった。

<感想>

とっても微妙な作品となりました。。。うまくすれば、あと星1つ分ぐらいは評価高くなったかもなんですが・・・。

出入国不可!って状態でのオープニング導入部はツカミはOKだぜ!ってな具合だったんだけど、話が進むにつれ、え~そうなん?何か出来すぎ。。。あまりにも作りすぎ・・・。

ってな感想がふつふつと湧き上がってきてしまいます。

 

映画って作ったものなんで、それでいいんでしょうが、ここまで不自然だと、ちょっと嫌気がさしてきちゃいました。

片言だったやつがあっという間にペラペラになったり、みんな仲良しになったり、恋をしたり。

しかし、場面場面で笑えるところは多々あり、面白い作品でもあるんですが、おしいですね!

やっぱスピルバーグはもうだめなのかなぁ~。って改めて感じた作品でした。

彼がどうしてもNYに行きたかったわけは何か?

それがわかったあたりで、あ!感動路線にもっていこうとしてるでしょ!って思ったんだけど、結局感動はしなかったですね。

 

それに、やっと最後の方で、彼は空港に9ヶ月もいたってのが分かるんだけど、絶対そんなにはいてない!ところどころで、来週の約束ねとか、3週間後ね。

って時間経過が分かるセリフもあるんだけど、ほとんどこの作品には時間がない。

ちょっと9ヶ月もいるって事実には正直驚きましたね!!

とまあ何だかダメだしいっぱいって感じの感想なんですが、それなりには面白いですよ!