『第三の男』 (1949/米)
★★★★★★
監督:キャロル・リード
出演:ジョセフ・コットン/オーソン・ウェルズ/アリダ・バリ 他
【STORY】
第二次世界大戦直後、廃墟になったウィーンに、親友ハリーを訪ねてきたアメリカ人の作家ホリーは、到着早々ハリーの死を知らされ愕然とする。ホリーはハリーの死因がふに落ちないため、愛人だったアンナをはじめ、知り合いにハリーのことを聞きまわるがすっきりしない。だが、イギリス占領軍の少佐の口から、ハリーが闇取引の黒幕で、粗悪なペニシリンの横流しで多くの犠牲者を出していたことを聞き呆然とする・・・。
<感想>
この映画、かの淀川 長治氏が「映画の教科書」と言った作品。
オーソン・ウェルズ扮するホリーは友人ハリーの死がふに落ちず、いろいろ調べていくうちに、死んだはずのハリーと出会ってしまう!!
その出会い方は抜群のシチュエーション、そしてカメラワーク、見事な小道具(ねこ)を使ったもの!!
思わず、あぁぁぁーって叫びそう。
そして、ハリーの本当の姿を知ってしまったホリーは、警察と共に彼を捕まえようと、追いかけっこが始まる。
・・・・・そして、下の写真、これはエンディングなわけだけど、
彼女も一途の愛を貫くという見事な場面。どういうことなのかは観てのお楽しみ。
でも、のぼう的にはやはり、同時期の作品では、ヒッチコックが好きかな。
一度は観てみて損はないかも。では、さよなら、さよなら、さよなら~(^_^)/~