『デッド・サイレンス』 (2007/米)

★★★★★★

監督:ジェームズ・ワン
出演:ライアン・クワンテン/アンバー・ヴァレッタ/ドニー・ウォルバーグ/

ボブ・ガントン 他

【STORY】
ある雨の夜、ジェイミーとリサの夫妻のもとに、送り主不明のトランクが届いた。中に入っていたのは、ビリーと名付けられた腹話術の人形。やがてジェイミーが外出し、帰宅すると、リサが舌を切られて死んでいた。警察に通報するものの、容疑者扱いを受けたジェイミーは、事件の謎を解くべく、人形を持って故郷へと向かう。実はそこには、古くから伝わる人形と舌を抜くという言葉の入った詩があって…。

<感想>

『SAW』の監督が作った新たな作品が、この『デッド・サイレンス』。

 

やはり期待してしまう。

同じような謎解き要素が強いホラー作品かと思っていたが、今回は心霊要素が強い作品だった。

心霊好きにとってはそれもうれしいのだが、残念ながら大事な心霊部分が怖くなかった。

ストーリーの設定は、小さなさびれた町で語り継がれる腹話術師の死が絡んだもので、オーソドックスな内容ではあるが、変にこむつかしくややこしい設定にされるよりは良い!

物語のいたるところに何でやねん?と突っ込みを入れたくなるような荒い部分はあるが、あまり細かく考えないで観ると、そこそこ楽しめると思う。

ただやはりホラー作品なのに怖さがなかったのはマイナス点かなぁ・・・。

ラストのオチはさすが凝ってますね~と思うオチであるが、オチに重きを置きすぎた気も・・・。

 

『SAW』であれだけ衝撃のラストを作ってしまったので、今回も狙ったんだろうね。