『トパーズ』 (1969/米)

★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:フレデリック・スタフォード/ダニー・ロバン/ジョン・フォーサイス/

ミシェル・ピッコリ 他

【STORY】
緊迫する東西情勢の中、キューバにソ連製のミサイルが運び込まれるという情報がもたらされた。米仏の情報機関は、これを探るため局員を現地に派遣する。そして、浮かび上がったトパーズという謎の組織を追って、局員はその正体を探るが……。

<感想>

“キューバ危機”を題材にした、非常に分かりにくいスパイ映画。

これははたしてヒッチコックの作品なのだろうか???と思えるほど、駄作の部類に入ります。

のぼうが観たヒッチコック作品の中でも1、2を争うレベルの低い作品。

オープニングからして、何じゃこりゃ?のシーン。

 

軍隊の行進から物語りは始まります。

え?これヒッチコックじゃないよね。とすでに思えるこの始まり方。

そして、最終までまったくヒッチコックらしさが無いまま終わってしまった・・・。

 

“キューバ危機”を題材にした物語で、ソ連からの亡命者の情報を元に、舞台をソ連、アメリカ、キューバ、フランスとまたにかけたスパイもので、登場人物が国々でちょこちょこ出てくるので、どういった関係があるのがが1度見ただけではつかめにくい。

頑張って何度か観てるのですが、やはりあ~そういえばと思いながらも、やっぱりくだらない・・・。

いったい何のスパイをしているのかがよくわからないし・・・。

同じヒッチコックのスパイものでもここまでひどいものはないのではないでしょうか?

もともとスパイものはダメですが、さすがにこのレベルの作品を作ってしまったヒッチコックに対して、あ~晩年のヒッチコック、衰えてしまいましたね・・・と思ってしまいます・・・。

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あれ!大変!ヒッチ先生が車椅子に!!どうしたんだろう??