『トム・ヤム・クン!』 (2005/タイ)

★★★★★★

監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー/ペットターイ・ウォンカムラオ/ボンコット・コンマライ/

アモンパン・コントラカン/チン・シン 他

【STORY】
何百年も王を守り、王に献上するための象を育ててきた兵士、チャトゥラバート。その末裔であるカームは、父親と、象のポーヤイとともに成長した。ポーヤイを王に献上する審査会の日、ポーヤイは小象のコーンとともに、動物密輸組織に奪われてしまう。2頭を連れ去ったのが、ベトナム人のジョニーだと知ったカームは、単身オーストラリアへ乗り込んだ。しかし、シドニーに降り立ったカームを待っていたのは、警察の追跡だった…!

<感想>

やはりストーリーはぼろぼろだけど、依然観た『マッハ!』よりは楽しめたのでまぁ良かったかな。

今回の作品でのアクションシーンはすべてリプレイというくだらない演出がなかったし、異種格闘技風な対戦も目白押しで、格闘部分は結構楽しめた!

しかしただそれだけの映画ということで、ストーリーは捕らわれた象を救い出すという大筋はあるが、細かい部分なんかはむちゃくちゃな感じがするし、イマイチぱっとしない内容・・・。

でもアクションシーンを観てるだけでもそこそこ楽しめるし、良しとしますか。。。(^_^.)

いろいろな対決がある中で一番好きだったのは、カポエラの使い手との対戦!

あの独特な変幻自在の動きを見切り、倒すところはかっこよかったなぁ~(^^♪

これで観るのが2本目となる、トニー・ジャーですが、アクションはすごいなぁ~とは思うんだけど、役者としての彼にはあまり魅力がわかないタイプだなぁ~と思った。

ジャッキーのようなコミカルさがあるわけでもなく、ブルース・リーのようなカリスマ性があるわけでもなく、どことなく陰気な感じが漂う演技にはどうしたらいいんでしょうね~(^_^.)