『ドラゴン危機一発』 (1971/香港)

★★★★★★

監督:ロー・ウェイ
出演:ブルース・リー/マリア・イー/ジェームズ・ティエン/リュー・イェン 他

【STORY】
水害で飢饉となった香港の田舎町を離れ、タイまで出稼ぎにやって来たチェンは、いとこのシュウらが働く製氷工場に勤め始めた。しかしこの工場、製氷業は建前で、本業は麻薬の密売だった。その事実に気づいた者は次々と行方不明になってゆく。不審に思ったチェンらは工場長を問い詰め、密売組織との抗争に発展する…。

<感想>

この作品はブルース・リー作品の中でもちょっと違った趣のある作品で、結構好きなものです。

単に、ブルース・リーがめちゃめちゃ強くてカッコいいというだけでなく、もちろんカンフーシーンでのブルース・リーはカッコいいのには間違いないのですが、作品の内容は結構むちゃくちゃで、笑いあり、恐怖あり、おバカあり、お色気ありの盛りだくさん!

まず、笑いですが、漫画でよくあるようなシーンが実写で楽しめること。

壁に向かって人をけり倒すシーンがあるんですが、なんと!壁が人の形そのままで破れるんです(^^♪

恐怖はというと、この作品でのブルース・リー(それ以外の登場人物も含め)、とにかく人を殺しまくる!

ホラー映画での大量殺人なんか目じゃないくらい何十人も殺しまくる!キャ~~~!!

おバカなブルース・リー・・・。

 

仲間が殺され、調べてるのかと思いきや、自分が昇進すれば、能天気に喜んでるし、酒の席では女の子を追いかけまくる。。。(こんなんでいいのか??)

最後に、お色気。ブルース・リー作品の中で、唯一ベッドシーンがある作品。

おまけにブルース・リーの敵、雑魚キャラはもちろん、ボスキャラも弱い・・・。

 


そして、なんと言ってもこの作品、あまりの大量虐殺にエンディングではブルース・リー、警察に捕まってしまいます・・・。

 

警察を呼んだのは見方の女の子!お~い!

っとまぁすごい内容の作品で、ちょっと変わった楽しみ方が出来るのがオススメですね!