『引き裂かれたカーテン』 (1966/米)

★★★★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ポール・ニューマン/ジュリー・アンドリュース/リラ・ケドロヴァ/

ハンショルク・フェルミ/タマラ・トゥマノーヴァ 他

【STORY】
コペンハーゲンで開催される国際会議に出席すべく、船旅に出た米国宇宙委員会の物理学者マイケルと、婚約者のセーラ。途中、奇妙な電報を受け取ったマイケルは、セーラには行く先を偽って単身東ベルリンへ向かう。不審に思った彼女は後を追い、彼が核兵器研究のために東ドイツへ渡ったことを知る。驚いたセーラは祖国に対する裏切りをなじるが、この亡命計画には隠された別の目的があった・・・。

<感想>

さて、今回は久々となります、ヒッチコック作品の紹介です。

生涯、ヒッチコックは53作品を撮ったのですが、これはその中の50作品目にあたります。

内容的には“スパイ”ものなんで、のぼうの好きなタイプのヒッチコック作品ではありませんが・・・・。

ということで、作品の出来もいたって普通の作品で、すごいなぁ~とも思わないし、これはひどい出来だとも思わないものです。まあスパイもので、この評価だといい方かも^_^;

 

主人公がいかに追っ手から逃げ切れるか!ってのがこの作品の見所で、実際いつもきわどいところで、逃げることに成功するんだけど、逃げ切れた主人公が凄いのではなく、追っ手があまりにもどんくさい・・・と思ってしまうほど追いかけっこぶり・・・。、

見所ではあるんだけど、悲しいかな~という内容です。

しかし、楽しめる点といえばそこしかないので、どんくさいことについては諦めて、観ましょう!!

この映画の時代ってのが、まだ東西ドイツが分かれていた、“鉄のカーテン”があったときのもの。

あ~そんな時もあったのね~と歴史に触れる(?)作品でもあります。・・・っなことないか。。。

← 今回のヒッチコック登場シーン

ホテルのロビーで赤ん坊をあやしているヒッチコック先生。

あ~あやめもヒッチコック先生にあやしてもらえればよかったのになぁ~(^^♪