『眉山』 (2007/日)

★★★★★★

監督:犬童一心
出演:松嶋菜々子/大沢たかお/宮本信子 他

【STORY】
東京で一人暮らしをしながら働いている咲子は、母が入院したという知らせを受けて、久しぶりに故郷の徳島に戻った。母ひとり子ひとりながら、実は咲子は、気が強すぎる母とは、あまりそりが合わなかった。そんななか、咲子は母の友人から、死んだと聞かされていた父からの手紙を見せられる。実は父は生きていて、毎年、母のもとに手紙が届いていたのだった。やがて咲子は東京に戻り、両親の思い出の場所を訪ね歩いてみるのだが…。

<感想>

大満足の1本ではないけど、まあそこそこ感動するって感じの作品でしょうか。

この作品、原作本の方も読んだことがありまして、内容的には知っておりました。

両方比較すると、原作の出来より、映画の方がよかったかなぁ~と思った。

原作での父親との対面シーンより、映画での父親との対面シーンの方がより現実味があるというか、納得いく対面の仕方だったのが大きいですね。

さて、作品の全体の感想ですが、静か~に過ぎていく2時間といったところでしょうか?

どこかで大きな出来事が起こるでもなく、ひたすら淡々と進んでいく作品です。

親子愛を描いた作品であるので、親を大事にしなきゃ!と改めて思ったりもする作品です。

ただ作品としてはもう一盛り上がりして欲しいかなぁ~とは思います。

それほど深い感動に包まれることはなかったので・・・。

まぁ原作自体がそれほど感動しまくるという作品ではないので、よく出来ている方だとは思いますが。

阿波踊り、まだ一度もこの目で実際に見たことはないのですが、一度見てみたいなぁ~と!

この作品の中では終盤ちょこっとだけの映像に納められてしまっていますが、迫力あります!