『ブラインドネス』 (2008/カナダ=ブラジル=日)

★★

監督:フェルナンド・メイレレス
出演: ジュリアン・ムーア/マーク・ラファロ/アリス・ブラガ/

伊勢谷友介/木村佳乃/ダニー・グローバー 他

【STORY】
突然目の前が真っ白になり、完全に失明する謎の伝染病。1人の日本人の発症を皮切りに、その病は爆発的な勢いで拡大するが、有効な治療法は見いだせなかった。やがて政府は、感染者の強制隔離を決行する。次々に患者が収容されていくなか、ただ1人だけ見えている女がいた。一方、収容所は軍によって厳しく監視され、食料や薬品の要求もままならず、衛生状態も日増しに悪化していき…。

<感想>

これはまた退屈なしょ~もない映画でしたね…。

車を運転していた者が、突然目が見えない状態になる。というところから物語が始まり、さてどんな展開になっていくのかと思いきや、ウイルスのようにどんどん人に感染していくという展開だった。

これだけでも何じゃそれ~ってだいぶ観る気力が薄れてしまったのだが、このあとの展開には更に困ってしまった…。

感染者は隔離されることになるのだが、隔離するだけして、あとはほったらかし。

監視員がいて、逃げようとした者は殺すという状況に。

案の定、隔離施設では悪い意味でのリーダーが出てきて、内部でのゴタゴタが勃発。

しかし、なぜか一人だけ目が見えなくならない者がおり、そのゴタゴタを回避し、外に逃げ出すことができた。

そして彼らが見た光景は、町中が感染し、無法地帯と化した状態だった。

じゃ~何のために隔離されてたのかも不明だし、元々何でいきなり見えなくなったのか?

さらになぜ一人だけ感染せず、目が見えていたのか?

この映画はそこを説明しなきゃいけないはずなのにほったらかし。

挙げ句の果てに、一番最初に目が見えなくなった者が、また見えだしたという結末。

ホンマ何じゃそれ!と呆れてしまう…。まったくどうしようもない作品でした。

2時間を返せと言いたくなるクソ映画にプンプン!