『仄暗い水の底から』 (2001/日)

★★★★★★★

監督:中田 秀夫 原作:鈴木 光司
出演:黒木 瞳/菅野 莉央/小日向 文世/水川あさみ 他

【STORY】
淑美(黒木 瞳)は夫との離婚で、娘の郁子(菅野 莉央)の親権を争っていた。娘とともに暮らすための部屋を探して古いマンションを訪ねた淑美は、その湿った空気に少なからぬ不安を覚えつつも入居を決める。天井に広がる雨漏りの染み、階上から聞こえる子供の足音、どこからともなく現れる赤い幼稚園かばん・・・。そんな中、郁子との2人の新しい生活が始まった・・・。

<感想>

あの『リング』を作った二人、中田 秀夫と鈴木 光司が再びタッグを組む。

今回も結構面白い出来となっている!!赤いかばんが何度捨てても現れる恐怖。

そしてそのかばんの持ち主は、郁子が通う幼稚園で、2年前に行方不明となった子のものと思われ、いっそう不気味さが増してくる。

 

さらに越してきた家では、常に階上から水が滴り落ちてくる。。。

なぜか?

その階上からは子供の足音も・・・!!行方不明になった子はいったいどうなったのか!?

最後の最後まで、結構恐怖の連続で、お気に入りの和製ホラー映画。(でもリングの方が良いけどね(^^♪)

ただ、最後はどうかな~・・・・・?

淑美の最後の行動もどうかと思うし、あの“あれから何年後・・・”って設定は絶対余分!

あれがなけりゃ~もう少し評価高かかったのに・・・。

それまでの面白みが一気にしぼんじゃった感じ。。。残念でした。