『北北西に進路を取れ』 (1959/米)
★★★★★★
製作・監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケーリー・グラント/エバ・マリー・セイント/ジェームズ・メイスン 他
【STORY】
広告会社を経営するロジャーはキャプランという男に間違えられ誘拐される。そしてタウンゼントと称する男にある仕事への協力を強要される・・・。ふとしたことから国際スパイ団の陰謀に巻き込まれた男が、ニューヨーク、シカゴ、そしてサウスダコタのラシュモア山など、各地を転々として追われながら、真犯人を追っていく。
<感想>
今回はヒッチコックお得意の追われ型サスペンスの傑作、『北北西に進路を取れ』の紹介。
あまりスパイものが好きではないのぼうも、これはいいと思った作品。
他のものとどこが違うのか?
ストーリー全体の進み方は似たようなものだが、この作品は、間違えられた男ロジャーの取る行動行動が、どんどん事件を招き、大きく膨れ上がってしまうとこだろうか。
そしてなんと言ってもスピーディーな展開で飽きない。
キャプランと間違えられ誘拐されたロジャーは、何とか自力で抜け出すが、泥酔運転で捕まる。
釈放されるも、今度はあることから殺人犯として警察に追われる羽目に。
しかし真相を突き止めるため、ロジャーは逃げながらも追いかける。
という具合にどんどんどんどん泥沼に・・・。
そんな時出会った彼女の登場で、ますます話は盛り上がってきます。
そして、最後のラシュモア山での追いかけっこはハラハラします!
ぜひ一度観てください。
←今回の登場シーン
バスに乗り遅れたヒッチコック!?