『ゆりかごを揺らす手』 (1992/米)
★★★★★★
監督:カーティス・ハンソン
出演:アナベラ・シオラ/レベッカ・デモーネイ/マット・マッコイ/
アーニー・ハドソン/ジュリアン・ムーア 他
【STORY】
産婦人科医の夫が診療中のワイセツ行為を訴えられ自殺。その妻はそれが原因で流産し、家族が崩壊したことを逆恨みし、復讐をするため夫を訴えた家族のもとにベビーシッターとして入り込む。自分の子供を失った母親の陰湿な復讐の手段が、狂気となった母性本能の恐ろしさを痛感させる。
<感想>
ちょっと昔の作品になりますが、一瞬の恐怖ではなく、じわじわ~っと迫りくる恐怖を味わえる作品の紹介です。
逆恨みをし、復讐するためにやってきたベビーシッター。
当然のことながら、良くできたベビーシッターを演じる。
だがそれも気を許させるための手段に過ぎない。
一気に復讐していくのではなく、小さなことからこつこつと!・・・ではないが、徐々に徐々に、じわりじわりと、この家族の崩壊をもくろんで、復讐していく。
観ているものは知らず知らずのうち、恐怖を感じる。ホント、じわ~っと恐怖を体感できます!
ストーリー展開もテンポ良く、退屈することなく、話にのめり込んでいける作品。
みなさんも知らない人を、いくらいい感じの人だからと思っても、気軽に家に招き入れないよう注意してください。
どんな恐怖が待っているかわかりませんよ!!