『予言』 (2004/日)

★★★★★★

監督:鶴田法男
出演:三上博史/酒井法子/堀北真希/小野真弓/山本圭/吉行和子 他

【STORY】
家族と共に車で帰省先から東京に戻る途中、里見英樹は、急ぎの仕事のため電話ボックスに立ち寄るが、ふと目に留まった古びた新聞の記事に凍りつく。そこには、娘・奈々の事故死を伝える見出しがあった。日時は、その日のその時刻。里見の様子を見に、妻・綾香が車を降りて近づいてくる。その瞬間、大型トラックが、奈々だけを残した車に激突する。3年後、娘の死をひきずりながら、妻とも別れ、抜け殻のように暮らす里見に、死を予言する新聞が再び届く…。

<感想>

やっとのことで鑑賞できた『予言』。劇場では『感染』との2本立てで、おいしい2本立てだったと思います。

『感染』が映像と音で、ストレートに恐ろしさを表現しているとするならば、『予言』は人の心に恐怖を与えるような、内に秘めたる恐怖を表現しているみたいな作り方で、

さすがに2本立てということもあってか、同種のホラーではありませんでしたね。

ただ、『感染』は本で読むより映画で観た方が良かったのに対し、『予言』はその逆。

こちらの方が期待していただけあって、ちょっと残念だったかも。まぁじわじわ的恐怖だから、仕方ないか。

そんな中で、この映画の冒頭のトラック事故場面は相当インパクトのある映像でした!

内容を本で知っており、どうなるのかわかっているにもかかわらず、『ぐゎ!』とも『ぎょぇ!』とも何とも声にならない声が出てしまいます。

一番驚くといったらこのシーンでしょう!後は謎を解いていくといった要素が大きく、ある種『リング』的であるかも?(ちょっと違うかな・・・)

最後まで観ていると、この映画ホラー映画でありながら、感動してしまうような映画で、三上博史に一票!って感じでした(^^♪