『余命1ヶ月の花嫁』 (2009/日本)

★★★★★★★★

監督:廣木隆一

出演:榮倉奈々/津田寛治/瑛太/安田美沙子/柄本明/田口トモロヲ/大杉漣/

手塚理美 他

【STORY】
イベントコンパニオンの千恵は、ある展示会場で知り合った太郎から交際を申し込まれる。乳がんと診断されていた千恵は悩みながらも交際をスタートさせるが、数ヵ月後、自分の病気のこと、そして胸を切除しなければならないことを告白。太郎に別れを告げたまま、姿を消してしまう。そんな千恵を追って、屋久島へたどり着いた太郎は、「俺は変わらない。一緒に頑張ろう」と伝える。

<感想>

あ~これはきてしまいました…。

 

久々にボロボロと涙がこぼれる作品に出会いました。

 

観る前からある程度こういったジャンルの映画を観る時は、泣いてしまうんちゃうかと覚悟はしてるんだけど、この作品は実話を元に作られた映画ということもあってか、予想以上に涙するシーンがたくさんあり、ボロボロでした。

 

インターネットには彼らを誹謗中傷するような、うそかホントか分からないようなこともたくさん書かれているみたいですが、そんなことは気にせず、しっかりと感動させてもらいました。

 

父親役の榎本明が娘の恋人である瑛太と、病院の一室でケーキを食べる。

 

ちょうど娘はいないという場面で、父親が恋人にありがとう!って言うシーンがあるんだけど、本当に感情がこもったありがとうで、やはり泣いてしまいましたね。

 

その後もいよいよ最期が近いという時に、写真だけでもと結婚式のシーンや、本当に亡くなってしまってからのビデオレターなど、どうやっても涙をこらえることのできないシーンが多く、よ~泣きました。

 

やっぱり人の死を扱った作品はダメですね。

 

その関係が強ければ強いほど、突然の別れはこたえてしまう。

 

そんな内容の映画だったので、久々に感動してしまいました!

 

ぜひ一度観て欲しいなと思う作品です。