『ライフ・イズ・ビューティフル』 (1997/伊)
★★★★★★★★★★
監督:ロベルト・ベニーニ
出演:ロベルト・ベニーニ/ニコレッタ・ブラスキ/ジョルジオ・カンタリーニ/
ジュスティーノ・ドゥラーノ 他
【STORY】
1939年、戦火迫るイタリア。いつも笑顔を絶やさないユダヤ系イタリア人のグイドは、本屋開業のためにトスカーナのある街にやってきた。そこで小学校教諭のドーラと出会い、恋をする。困難の末に結ばれた2人にやがて息子ジョズエが誕生。一家は笑顔の絶えない幸福な毎日を送る。しかしジョズエの5歳の誕生日に、ついに戦火はこの街にもおよび、グイドたちは強制収容所へ送られてしまう。グイドは家族のために、息子の命を守るために、ある"嘘"をつく。絶望と死が支配する収容所の中、グイドの前向きな明るさと絶やさない笑顔が彼ら家族にやがて奇跡をおこす…。
<感想>
この映画、すごくいいです!!感動です!!
戦争の時代を背景にした映画なのですが、内容は家族愛がテーマ。
でも映画の途中までは、ユーモアたっぷりの恋愛もの???
まずはお母さんとなる彼女を口説くところから話は始まる。
偶然ドーラに出くわしたグイドは一目惚れ!!
突然出会うという設定で、幾度と彼女の前に姿を現す、グイド。
ユーモアたっぷりのグイドにドーラも惹かれていき、めでたくゴールイン。
ここまでのストーリーの中には、数々のユーモアたっぷりの話があるのだが、それは観てのお楽しみということで。
そして、場面は一転し息子ができている場面に・・・
やがてこの幸せな一家に戦争による魔の手が。。。そう、ユダヤ人の強制連行。
それはちょうど子供の誕生日。ここからが、この映画の一番の見所!!
子供に不安を与えまいと、グイドのつく嘘の数々が涙を誘う。
まず、いいとこに行けるんだよ!!と連行されたことへの不安を取り除き、連れて行かれた場所でも、ゲームをするんだ、一等賞になったら戦車がもらえるんだと、嘘をつく。
過酷な労働を強いられても、子供の前では常に明るく振舞うグイド。
この場所に妻は追ってきたが、男性と女性は分けられており、会うことはない。
そんな妻のことも気遣うグイド。とにかくすばらしい夫であり、父親!!
最後は・・・・・・・・・おおぉおぉぉ~~。。。。。感動する。ホンマに。一度観てください、マジで。
のぼうもこんな夫であり、父親になれるかな?