『レベッカ』 (1940/米)
★★★★★
監督:ピーター・ジャクソンアルフレッド・ヒッチコック
出演:ローレンス・オリビエ/ジョーン・フォンテイン/ジョージ・サンダース 他
【STORY】
天涯孤独のマリアンは、金持ちのマダムの付き人として行ったモンテカルロで、裕福な英国紳士、マキシムに見そめられ、彼の後妻になる。幸せの絶頂にいる彼女だったが、迎えられたイギリスの邸宅では船舶事故で死んだという前妻、レベッカの召使いだったダンヴァース夫人が屋敷の中の全てを取り仕切っていた。慣れない環境とレベッカの影に悩まされるマリアン。さらに追い打ちをかけるかのように夫、マキシムにレベッカ殺害の容疑がかけられる…。
<感想>
ヒッチコックがアメリカに渡って撮った第1作目であり、1940年アカデミー賞・作品賞受賞作品。
ヒッチコックのこの作品がアカデミー作品賞??ちょっと違うんじゃない?って感じのストーリー。
サスペンスの神様、ヒッチコックの作品ではあるんだが、盛り上がりは欠ける・・・。
導入部分~中盤はまったくだらだらと恋愛ものか!と言いたくなるほどのもの。
前妻の時からの召使いが一癖あるなぁ~って感じで、物語は進んでいき、やっとサスペンス部分に突入したか!と思っても、それもイマイチな感じでした・・・。
こんなところにお嫁さんにきたら大変だろうなぁ~。
かわいそうに・・・って話で、最後はハッピーエンドで終わるんだけど、う~ん納得いかない作品です。
作品中出てくる『R』の文字や、召使いの行動にはゾクっとするものはありますが・・・。
← 今回のヒッチコック登場シーン
早く電話切ってくれよ!かあちゃんに電話せなあかんねん!!とお怒りなヒッチくん??