『Ray/レイ』 (2004/米)

★★★

監督・プロデューサー・脚本:テイラー・ハックフォード
出演:ジェイミー・フォックス/ケリー・ワシントン/シャロン・ウォレン/

アーンジャニュー・エリス/クリフトン・パウエル 他

【STORY】
レイ・チャールズ・ロビンソンは、弟の溺死によりトラウマを背負い、9ヵ月後、視力を失うが、母は幼い彼を決して甘やかさなかった。1948年、17才でシアトルに出たレイは、「盲目の天才」と評判になる。やがてレイは、ゴスペルとR&Bを融合させた新しい音楽、ソウルを誕生させた。一方、名声の裏では複数の愛人、そして麻薬に手を出し、その生活は荒んでいく。1965年、麻薬の密輸で逮捕されたレイは、自ら厚生施設へ入り、薬を断ち切る決意をする。

<感想>

何でしょうね~、思ったとおりのぼうにはちょっとどうでもいい映画でした・・・。

レイ・チャールズをあまり知らない、興味がないからでしょうか?

延々と彼の半生、しかもあまりいい半生とはいえない半生を見せられても、共感もしませんでしたね。

ファンが聞いたら半殺しにされるかもですが、のぼうには逆に嫌なやつだったりします。

好き放題自分勝手なことばっかりして、まぁ最後は色々がんばったみたいなんですが、映画の中ではその部分は多くは語られません。好き放題していた頃のことがほとんど。

それを結構だらだらと2時間半以上かけて、説明されてもただしんどかっただけ・・・。

彼を好きな人が観ればもっと感動する映画なのかもですが、彼が目的ではなく、映画として好きか嫌いか、いい映画と思えるか思えないか、というレベルで判断すると、嫌いな映画で、いい映画ではないし、観ててしんどすぎる・・・。

もっと凝縮してくれれば良かったのかもしれないが、この状態では何とも。。。

興味がある方は観て下さい止まりにしておきましょうか、この映画は。