『1408号室』 (2007/米)
★★★
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック/サミュエル・L.ジャクソン/
ジャスミン・ジェシカ・アンソニー/メアリー・マコーマック 他
【STORY】
オカルト作家のマイクは、娘を亡くし、沈鬱な日々を送っていた。そんなマイクのもとに、ある日、一通の手紙が届く。だがそこには、『ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入ってはいけない』としか書かれてはいなかった。手紙に関心を抱いたマイクは、やがて1408号室の宿泊客が、次々と謎の自殺を遂げていることを知る。ホテルの支配人の警告を無視して、あえて1408号室への宿泊を決めたマイク。やがて、不可解な現象が彼を襲いはじめ…。
<感想>
心霊スポットに訪れ、そのことを本に書いている作家が、ある日訪れたホテルの一室でのお話。
心霊なんかまったく信じてもいないような作家は、それまで訪れていたスポットでは、何も起こらなかったことから、回もいつも通りだと思って、気にもしていなかった。
ところが今回は…って内容だけど、ん~どうでしょうね?
今ひとつパッとしない内容で白けたという感想かな。
単なる心霊ものにしたくなかったんだろうが、世にも奇妙な物語のくだらない版みたいな感じで、面白くなかった…。
その部屋では精神的に追い詰められるような幻覚を見せられ、そのパニックに耐えきれなく、死を選ぶという状況が続いていたようだが、作家が覚悟を決め、部屋ごと燃やしてしまうことによって現実へと戻ることができるという内容だ…。
何だかバカバカしいって気がしませんか?
内容もさることながら、せっかく出演したサミュエル・L・ジャクソン、ホテルの支配人役だけど、なんと10分ぐらい出てるだけ!
ま~仕方ないけどね、ほとんどの場面が、ホテルの一室だけなんだし。
しかしよ~引き受けたなぁという気もする、こんなくだらん役なのにね…。
怖くもなく、面白い展開でもなく、結構観ていて退屈する作品でした。