『間謀最後の日』 (1936/英)
★★★★
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・ギールグッド/ロバート・ヤング/マデリーン・キャロル 他
【STORY】
第一次世界大戦中、スイスではドイツによるスパイ活動が横行していた。小説家で陸軍大将のブロディは、スパイの動向を探り、抹殺するためにスイスに派遣される。彼はアシェンデンと名乗り、夫人役を務めるエルサ、将軍と呼ばれるメキシコ人と協力し、調査を始めるが…。
<感想>
『007』や『スパイ大作戦』のはしりとなるスパイ映画。
それほど面白くないが、飽きずには観れる。
いつものことながら、イギリス時代のヒッチコック作品はイマイチな感じが多いですね。
やっぱ全盛期のころに比べると、どうしても見劣りしてしまう内容。
特にスパイものは苦手だし・・・。
この作品での見所っていうと、特にないかもですね。特別凝ったカメラワークがあるわけでもなく、ぐぐっとひきつけるものもなく、小道具の妙があるわけでもなく、普通なでき・・・。
最後の列車でのやり取りが一番の見所と言えば見所でしょうか?
今回はヒッチコックの登場シーンもなく、物足りない作品でしたね。