『デスメール』 (2006/オーストリア)
★★★
監督:アンドレア・プロチャスカ
出演:サブリナ・レイター/ジュリア・ロサ・ストックル/ローレンス・ラップ/
ナジャ・ヴォゲール 他
【STORY】
謎のメールを受信した仲良しグループに降り掛かる惨劇を描いた本格ホラー。高校卒業を控えてはしゃぐ5人組に、「お前は3日以内に死ぬ」というメールが届く。たちの悪いイタズラだと誰も信じていなかったが、仲間のひとりが謎の失踪を遂げ…。
<感想>
ん~これはよくある話の作品で、目新しくも何ともなく、尚且つ展開も良くないので、くだらない作品でした。
高校を卒業した仲良し5人組全員に、3日以内に死ぬというデスメールが届き、実際死んでいく。
5人はどうして狙われているのか、理解出来ない。
これまたお決まりのように、怪しげな同級生がいたりするんだが、案の定全く関係なかったり、謎は彼らが小さい時に遡り、これまた定番のいじめのようなものが原因で、亡くなった子がいるという展開に…。
そして何のひねりもない犯人…。これではこの映画を楽しめと言う方が無理である…。
なぜこの時期にデスメールが送られてきたのか?とか、犯人がそこに居るという状況は明らかにおかしいでしょ、というような突っ込みどころが多く、あまりにも強引すぎる展開や、バカバカしさばかりが目立ってしまって、殺されるという恐怖さえもこの映画にはなく、ホラーもの、サスペンスものとしてもいただけない内容だ。
まあ救いなのは、その分かりやすすぎる展開のおかげで、物語の内容が分からなくなるという最悪の状況にはならなかったということ。
これが意味不明な作品だったらホント目もあてられないものだったはずである。