『ウォンテッド』 (2008/米)

★★★★

監督: ティムール・ベクマンベトフ
出演:ジェームズ・マカヴォイ/アンジェリーナ・ジョリー/

モーガン・フリーマン/テレンス・スタンプ 他

【STORY】
上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに突然の転機が訪れる。謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、暗殺者としてスカウトされたのだ。会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの暗殺任務に就くが……。

<感想>

一言で言うとあまり面白くない作品でした…。

それにしても本当に最近はアメリカ映画どうした!?って作品しか出てこないですね…。

この作品も公開当時のコマーシャルでは、アンジェリーナ・ジョリーのカッコいいカーアクションシーンで、ちょっと興味を惹かれる部分もあったのですが、実際に観ておぉ~っと思ったのはその部分だけ…。

幼い頃に生き別れたスーパー暗殺者の父が殺されたということを機に、何も知らないその息子を同じスーパー暗殺者に育てあげ、云々かんぬんという、あとはどうってことのない映画だった。

若干、マトリックス的な映像で作っているが、それがどうしたって感じもする。

こんな風に最近はちょっと興味惹かれる程度の作品では、当たりだ!って映画にめぐり会えない状況が続いております。

それに比べ、日本映画は最近本当によく頑張っていると思う今日この頃です。

この映画もそうですが、最近は観終わって何も残らない、何が言いたいのか分からないって作品が多すぎる!

これは危機的状況だと言ってもいいのではないだろうか?

観ている映画が悪いのか、映画を本当に楽しめない日々が続き、残念…。