『ウォーリー』 (2008/米)

★★★★

監督:アンドリュー・スタントン
出演:ジェフ・ガーリン/ベン・バート/エリッサ・ナイト/

フレッド・ウィラード/マッキントーク 他

【STORY】
人類は700年前に宇宙に脱出し、あとはゴミの山だけとなった29世紀の地球。そんななかで、ゴミ処理ロボットのウォーリーは黙々と働き続けていた。孤独なウォーリーの楽しみは、宝物を見つけ出すことと、ミュージカル映画「ハロー・ドーリー!」のビデオを見ること。男女が手を握るシーンに憧れを募らせるウォーリーの前に、ある日、美しい最新型ロボットのイヴが現れる。ウォーリーはたちまちイヴに恋をしてしまうのだが…。

<感想>

ピクサーの映画は面白い作品が多いけど、今回のはイマイチでした…。

ロボットがひとり絶滅した地球で掃除してるという場面から始まるが、最初の10分間ぐらいいっさい言葉がなく、サイレント映画かと思うほどだった。

その後もう1体ロボットが登場し、若干会話もでてきだし、宇宙に避難していた人間たちも登場したので、言葉は増えたが、内容はもひとつだった。

人が住めなくなった地球に、最終また人が戻って来るという内容で、その大きな役割となるのが、ウォーリーが見つけた植物であり、出会ったイヴァというロボットである。

そして宇宙に避難していた人間達が関わってくるわけだが、まあドタバタした状態を見せつつ、ウォーリー達はどうなるのか!とハラハラさせたいはずなんだが、

子供だましな気がする映画だ。

目的通り地球に戻った人間達、今までロボットに全てをまかせ、太りに太った体で、まともに歩くこともできない状態なのに、大丈夫か?と心配してしまう…。

環境がテーマなような気もするが、作品全体としてはその部分も弱いし、もひとつな作品でした。