『裏窓』 (1954/米)
★★★★★★★
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジェームス・スチュアート/グレース・ケリー/レイモンド・バー/
ウェンデルコーリー/セルマ・リッター 他
【STORY】
カメラマンのジェフは足を骨折し、ニューヨークはグリニッチ・ヴィレッジのアパートで療養中。身動きの取れない彼にとって楽しみは、窓から見える中庭と向いのアパートの住人たちを眺める事だけ。だが、その中で、セールスマンの夫と激しい口論をしていた病床の妻の姿が見えなくなった事に気づいた。セールスマンの様子を窺う内に、ジェフはその男が女房を殺したのではないかと推測、恋人のリザと看護人ステラの協力を得て調査を始めるのだが……。
<感想>
何度観てもやっぱり、主人公と同じように、覗き見を楽しみ、ドキドキする映画、『裏窓』
怪我をして動けず、な~んにもする事がない。そんな時、退屈しのぎに窓の外は気になるもの!
それがまた抜群のキャラクターのそろった、お向かいのアパート(^^♪
音楽家志望、自己流彫刻家、下着姿でダンスに励む美女、いつも一人ぼっちな寂しげな女、寝るときはベランダで寝る夫婦、新婚夫婦、そしてこの映画で問題となるセールスマン夫婦。
覗き見趣味のない者でもきっと見たくなるシチュエーション!そんな中物語は始まる。
そして、セールスマン宅で腑に落ちない出来事が!首を突っ込んでしまいたくなる!!
カメラワークと主人公の居眠りのため肝心な部分はわからない!!気になる!!
警察も確実な証拠が無いと動けないし、どうすることもできない。さぁ、どうする??
っとまぁ主人公になりきって物語が進んでいくわけで、ドキドキですよ!
そして、この映画の好きなところに、本編の話とは直接関係の無いアパートから見える、それぞれの家に物語があり、そっちの物語もちゃ~んと本編が終わるまでにはまとまっていく!
このそれぞれの家族の物語のしっかり観ておくと違った面白さがあるところ(^^♪
オチまでしっかりまとまった、しっかりとしたいい映画!一度も観たことない人はぜひ!!
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ヒッチコック君、音楽家志望の若者に激励でしょうか?のぼうにも何か激励を~!!