『オーシャンズ』 (2009/仏)

★★★★

監督:ジャック・クルーゾ/ジャック・ペラン

【STORY】
ネイチャードキュメンタリー映画史上最大規模製作費&最高興収樹立!回転しながら波間を切り裂くハンドウイルカの大群、強大な吸引力でそこに存在するすべてを飲み込まんとするザトウクジラの捕食、しわくちゃの赤ちゃんを前足で抱くセイウチの愛情、スクリーン一杯に広がる5万匹のコシマガニの脱皮、凶暴なエネルギーを自在に操り船や港を襲う巨大な波、海底の暗闇の中で太古の形状のままで躍動する海獣たち。そこは、想像さえも呑み込まれる未知の世界。命の原点、感動の頂点へようこそ。

<感想>

またもや、このタイプの映画を観てしまいました。

 

何本観ても、いくらお金をつぎ込まれた作品でも、結局このタイプの映画はほとんど同じですね…。

 

観終わった感想も一緒。

 

よ~撮りましたねぇ~、こんな映像を!ってだけ。

 

努力は評価するが、作品的にはイマイチ面白いとは思わないものばかり…。

 

今まで『WATARIDORI』『ディープ・ブルー』『アース』など観たけど、どれもパッとしないもんなぁ…。

 

ほんとドキュメンタリーのテレビ番組で十分。

 

まぁ、テレビだとそこまでお金がつぎ込めないんだと思うけど。

 

しかし、それならそれで、内容をもう少し考えなあかんと思う。

 

どれも自然界の弱肉強食やら、環境破壊による脅威に最終的には結びついてくるわけで、必ずと言っていいほど、クジラのこと、アザラシ、オットセイのこと、そしてシロクマのことが話題になっている。

 

そこに2番手以降の作品はそれまで出たことのないような深海の生物なんかをちょっとまぜて作っただけのような感じだ…。

 

これでは飽きてきても仕方ないよなぁ。

 

まぁこれを最後にこの手の映画は観ないだろうけど…。