『白い恐怖』 (1945/米)

★★★★★★

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:イングリッド・バーグマン/グレゴリー・ペック/ロンダ フレミング/

ドナルドカーティス/レオ・G・キャロル 他

【STORY】
ある精神病院、前医院長の引退に伴い赴任した新医院長エドワーズは魅力的なハンサム。女医のコンスタンスは彼に恋をしてしまう。しかし、彼は本当のエドワードではなく、そのことが知れると逃げ出してしまった。コンスタンスは彼を追いかけ本当のエドワードはどうなったのか、彼の正体を確かめようとする・・・。

<感想>

この作品はそこそこ楽しめましたね。精神異常を題材に、一風変わったメロドラマ?っぽい出来です。

のめり込んじゃうほどの面白さはないものの、退屈せずに観終えることが出来ます。

キーとなるのが、主人公が白地なのもに線があるものを見ると恐怖するということ。

何があるんだ?普段は冷静な彼がなぜそんなにおびえるのか?

疑問がわいてきます。どうなるのか知りたくなります。

それがある犯罪とかかわってくるとなると、さらに興味は膨らんできます!

 

そして、若干ですが、ヒッチコックお得意の追われ型サスペンスのように、主人公と彼を愛してしまった女医が警察の手から逃げながら、真相を求めて、あちこち飛び回ります。

ついに真相を突き止めたと思ったのもつかの間、実は・・・・・・・・・・


さらにもう一段階、どんでん返しがあるんです!ある人の一言で、女医は気づきます。

そして、のぼうも。。。

こういった展開の作品は、いいですね。話の内容は平凡なんですが、場面場面で盛り上がることが出来るものは、最後まで観ていて飽きません。

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エンパイアステートホテルにお泊りだったヒッチ君、リッチですねぇ~(^^♪